リレーション通信 第37号(2015.06)

第37号 掲載コンテンツ全文

1.キルギス共和国へ表敬訪問 ~優秀な人材を日本へ~

当社がすすめている「外国人マッチングプロジェクト」を通じ、15名のキルギスの人材が県内リゾートホテルなどに就労ビザでの就職が決まりました。

 キルギス共和国(※1)にはロシア語、英語、日本語、中国語、韓国語など、数か国語を話す人材が数多くおります。今回採用された方々は、ロシア語、英語、日本語が堪能で、通訳の即戦力として高い評価をいただきました。

 このプロジェクトは、キルギス国内でも高い関心を持たれており、その状況視察と関係機関との意見交換のため、当社代表とプロジェクト責任者が、キルギス政府公認の日本就労支援機関『ジャパンスタイル』より招待を受けて表敬訪問してまいりました。

 今回の訪問では、キルギス共和国 国会議長兼教育文化委員長カニベック氏をはじめ、多くの政府関係者とお会いし、今後のプロジェクトの取り組みやキルギス政府の考え方などについて具体的な意見交換をすることができました。

 現地の日本語学校などで、沖縄県のPRを兼ね沖縄での就職についてセミナーを開催したところ、テレビや新聞の取材を受け、今回のプロジェクトがキルギス国内で大きく報道されました。

 プロジェクトはまだスタートしたばかりです。これから外国人紹介イベント『キルギス・カザフスタン人材マッチングプロジェクト』はキルギス大使館をはじめとした多くの機関から協力をいただきながら定期的に開催致します。

 高度人材(就労ビザ)による外国人受け入れを通して、観光業界の皆さまのお役に立てるよう社員一同頑張って参ります。外国人採用をご検討の企業様はぜひ当社にご相談下さい。

<お知らせ>
第2回キルギス・カザフスタン人材マッチングプロジェクト
日時:2015年7月27日(月)14:30~16:30
場所:沖縄産業支援センター 3階中会議室
詳細:キルギスとカザフスタン現地と沖縄をライブ中継でつなぎ、映像を通じて、就業を希望している人材がPRするイベントです
※詳しくはお問い合わせください 外国人採用係 098-860-7196

 

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キルギス労働青年省アルマズ アンバエバ副大臣(右)とお会いすることができました。

 

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現地マスコミの取材を受けました。現地での注目度も高まりつつあります。
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当社の栗原が沖縄の文化や環境についてPRなどの就職セミナーをキルギスの学生に向けて実施。
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日本での就職が決定した第一期生たちと記念撮影。
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カニベック国会議長兼教育文化委員長(左)と当社代表寺岡(右)との面談が実現

 

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江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎の作品に「琉球八景」がある。文字通り、琉球の八つの情景を描いた作品だが、北斎が琉球に行ったという記録はない。北斎はなぜ、行ったこともない琉球の景色を描くことができたのだろう。京都大学大学院で生活空間学を学んでいた私が抱いた疑問は、中琉交流史を研究するきっかけとなった。

 北斎が琉球八景を描いたのは1832年。その年、琉球王国は使節団を江戸に派遣している。江戸上りだ。当時、琉球は薩摩藩の支配下に置かれ、一方では中国と冊封と進貢の関係にあった。使節団は中国風の装束をし、音楽を奏でながら行進したという。鎖国をしていた当時、かなりの関心を呼んだであろうことは容易に想像できる。

 北斎は冊封副使・周煌が書いた「琉球国史略」の中の「球陽八景図」を参考に描いたとされる。周煌よりおよそ40年も前に「院旁八景」として琉球の八景を記したのは冊封副使・徐葆光だった。題名の「中島蕉園」「城嶽霊泉」「長虹秋霽」「筍崖夕照」「臨海湖声」「粂村竹籬」「泉崎夜月」「龍洞松濤」は、「臨海潮聲」が「臨海湖聲」となった以外は院旁八景と同じだ。八景の一つ、「龍洞松濤」には雪景色が描かれている。原作にはない雪を表現したのは、北斎の創作意欲の表れだろう。

徐葆光が院旁八景を詠んだ那覇市内の各場所は様変わりしたが、relation35-2-2その地に立って目を閉じれば、古き良き琉球の風景が甦る。

2.アジアレポート ~リトルドバイ!?豊富な天然資源で注目集まるカザフスタン共和国~

カザフスタン共和国はユーラシア大陸の中心に位置しており、国土は世界第9位。アジアでは中国・インドに次いで第3位と広大な国土を有している国で、世界最大の内陸国(海に面していない国)です。また、鉱物など天然資源にも恵まれており、採堀量が世界第10位以内に達する地下資源が9つも存在します。

 エネルギー資源では石炭・ウランをはじめ原油、鉄鋼、銅など我々が知っている元素記号の鉱物はほぼ全て採掘できることも特徴のひとつと言えます。安倍首相も天然資源への関心の高さから、9月に訪問を検討しているとの報道もありました。それ故、1991年の旧ソビエト連邦から独立後に比べ著しい飛躍を遂げており、「リトルドバイ」との呼び声も。

 さらに2017年には中央アジアで初の万博開催も決定。そして2022年の冬季オリンピックの最終候補地であることから、世界的に大きな注目を集めています。他にも、国土の大部分は砂漠や乾燥したエリアであることから、人口約1600万人の半分は首都アスタナと一部の地域に集中していることもカザフスタンならではの特徴です。特定の地域に人口が集中していることから、より活気を感じられ、これからの発展を肌で感じることができます。

 余談ですが、1998年新首都アスタナの設計についての国際指名コンペで日本の建築家黒川紀章氏が1位に選ばれ、その都市計画案に基づいて現在も開発が進められていることもあり、我々日本人にとってはさらに親近感を感じられます。

■カザフスタン基本情報(2013年度時点)
【人口】約1600万人
【国土】約271万㎡(日本の約7倍)
【首都】アスタナ
【主要産業】石油産業・鉱業
【経済状況】GDPはUS$12,183(世界60位)
【宗教】イスラム教70%・キリスト教26% 他
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3.2015年5月21日開催ビジネスセミナー「外国人雇用のすすめ」~企業にとっての外国人雇用の関心の高さ・問題点があきらかに。~

5月21日に社会保険労務士の比嘉講師(下記社労士Q&Qコーナー参照)をお招きし開催したビジネスセミナー「外国人採用のすすめ」には、予想を上回る多くの企業が参加いただきました。外国人観光客への受け入れ体制構築が急務の企業の関心の高さや問題点を改めて実感しました。

 採用方法は、雇用管理はどうするのか、雇用のリスクは、ビザとは、などを分かりやすく解説。また、住居の問題や宗教への理解なども過去の事例を盛り込んでの解説で盛況に終わりました。

参加企業へのアンケート結果(下記参照)から、外国人雇用の関心の高さや雇用のリスクに関する不安の大きさが見える結果も見えました。
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4.税理士&社労士Q&A

<税理士Q&A>
Q:領収書の保存がスマホ撮影で良くなるようですが、これを教えてください。

A:昨年の11月にこのコーナーでもお知らせしましたが、現在領収書はスキャナーで読み取り保存(7年間の保存義務があり)すれば3万円未満の領収書は原本を廃棄でき、今年の9月からは3万円以上の領収書も認 ば、原本の廃棄を認める方向で検討に入りました。

 規制を緩める対象となるのは、タクシー代、接待に使った飲食代、業務に使った書籍代などの領収書です。

 ただ手軽に撮影できるので、同じ領収書で社員が経費を二重請求する不正が起きやすいとか、手ブレで領収書の画像が不鮮明になるなどの問題点も指摘されています。財務省は今後、産業界と対応策を詰める予定です。

 経団連によりますと、領収書などの税務書類の保管に掛かる費用は年間3千億円に上るとのことで、今回の制度見直しが実現すれば大幅な経費節減が見込まれます。米国、韓国では、税務書類の電子保存を広く認めており、日本は遅れが目立っていました。

<社労士Q&A>
Q:社員に何年も健康診断を受けない者がいます。年齢は40代後半で、体型も小太り(メタボと言われています)で、なにか病気にかかっていないか心配になります。どうしたらいいでしょうか?

A:会社には、常時使用する社員に対して、1年に1回健康診断実施義務があります(安全衛生法)。当然社員にも受診義務が課せられています(同法)。健康管理は自己責任とも言えますが、社員に働いてもらい企業活動を行っている会社にとっては、社員の安全と健康を守ることも求められています(安全配慮義務)。過去には、会社は精密検査を要するとの通知を受けていたにもかかわらず、他の社員と同様の仕事をさせたことが肺結核を悪化させた原因であるとして損害賠償が認められた判例もあります。健康診断の実施を怠っていたとみなされると、万が一業務と因果関係のある病気や怪我、死亡という結果が発生したときに、何の申し開きもできなくなります。会社として健康診断を受けない社員に対しては懲戒処分を科すとの強い姿勢で受診を促してください。

5.マナーとは


毎回、マナーに関してお伝えしておりますが、マナーとは何でしょう?

マナーは「かたち」ではなく「真心」です。マナーとして何故そうするのか、すべて意味があります。その意味を理解しましょう。意味を理解したうえで、あたなの真心で表現すると、生きたマナーになります。

真心とはどのくらい思っているかの表れで、相手への思いやりなのです。

◆二言目の挨拶言葉…昔は「今日は、暑いですね」と、その日の陽気や相手の状態について声をかけることが真心ある挨拶とされていた

◆お辞儀をしたら一旦(一瞬)止めて起こす…丁寧な思いが感じられる

それぞれの意味を感じて、相手を思うことがマナーです。あなたの真心で思いやりを表現してみましょう。