リレーション通信 第22号(2013.10)

第22号 掲載コンテンツ全文

TOPIX 第11回土曜フォーラム 今話題の”和のおもてなし”の神髄を学ぶセミナー 盛況裏に終わる

 難関と言われた2020年夏季オリンピックの東京招致。その最終プレゼンテーションの中で、世界から注目を集めたキーワードが今話題の「お・も・て・な・し」でした。関係者の強い関心を惹き付けたこのフレーズが、東京オリンピック開催を射止めた一つの要因となったのは言うまでもありません。
 10月17日(木)に開催された土曜フォーラムでは、話題の「おもてなし」を先がけて紹介し、大手企業で研修実績を重ねている当社の専任講師関根由紀江が、実演を交えながら講演いたしました。「あなたが思う『おもてなし』とは何ですか?」この問いかけから始まった今回のフォーラム。日本人独特の相手を思いやる心や場の空気を感じとる力(潜在意識)をはじめ、相手の心と向き合い言葉・表情・動作を最大限に活かすことで、満足と感動を与えることができるんだと解説しました。また、傘かしげ(雨の日に互いの傘を外側に傾け濡れないようにする)などに代表される『江戸しぐさ』について紹介し、江戸時代に築き上げられた人間関係を円滑にするための知恵が、今日の日本人独特のおもてなしの感性に繋がっているのだと話されていました。接客業やサービス業に従事する方を中心に会場は満席となり、大盛況で幕を閉じました。
 当校では、「和のおもてなし」が学べる社員研修の実施を随時受け付けております。日本人ならではの接遇・サービスを今一度見直す絶好のタイミングです。この機会にぜひご検討下さい。

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那覇大綱挽まつり当社スタッフ30名が活躍

v22-02-01 10月12日〜14日に沖縄県内最大級のお祭り『那覇大綱挽まつり』が開催されました。当社は那覇大綱挽まつり会場内のイベント一角を請け負い、スタッフ約30名体制で、チケット販売・抽選会・ゲームブースの運営を行い、高い評価を頂きました。

税理士Q&A

税理士 Q.法人を設立しました。申請書等、税務署に提出すべき書類を教えて下さい。
A. 会社を設立し事業を開始した時は、税務署や都道府県、市町村に各種の届出書を提出します。まず「設立届出書」です。定款の写し、登記事項証明書を添付して、設立登記の日から2か月以内に提出することになっています。会社ができましたというお知らせですね。
 次に、最も肝心な書類の「青色申告の承認申請書」です。これは当社が青色申告をしますという申請です。青色と白色の違いは、青色だけに認められる減価償却等がありますが、最も重要なのは赤字が繰り越せるかどうかにあります。この書類も設立から3か月以内に提出する必要があります。先日も設立から1年を経過した法人さんの申告依頼がありました。2年目に入っていますので、最初の1期目は勿論、2期目も白色にならざるを得ません。赤字の年の赤字は翌年に繰り越せませんので、かなり不利になります。
 源泉税の納期も重要です。給与等の受給者が10名未満の場合、1月~6月の源泉税を7/10まで、7月~12月は1/10又は1/20までに納税でOKですが、これが出ていないと毎月納税になります。期限に遅れると10%の不納付加算税が付きます。これはかなり堪えます。
税理士 石川肇久プロフィール
1952年生まれ。大阪国税局勤務後、税理士開業。
税務・節制対策などのセミナーも多数開催。
上級ファイナンシャルプランナー。青山ロータリークラブ会長。
石川税務会計事務所
東京都千代田区二番町5-2 麹町駅プラザ803

社労士Q&A

Q.今年10月に改正される最低賃金について教えてください。
A. 最低賃金は、都道府県ごとに時間額で定められ、毎年改正があります。事業主はその最低賃金額以上の賃金を労働者に支払わなければなりません。沖縄県の最低賃金は平成25年10月26日に改正となり、その額は時間額664円です。これまでの653円より11円増加となりました。そのため、10月26日勤務分以降の賃金を、時給664円以上にしなければなりません。日給制や月給制の従業員の賃金については、1時間当たりの賃金が664円以上とならなければなりません。その計算は、日給制の場合「日給÷1日平均所定労働時間」、月給制の場合は「月給÷1ヶ月平均所定労働時間」で1時間当たりの賃金を算出します。ただし、この計算には皆勤手当、通勤手当、家族手当や時間外・休日・深夜の割増賃金は除きます。
 最低賃金は、常用、パートタイマー、年齢や国籍に関係なくすべての労働者に適用されますので10月分の給与計算の際には注意されてください。
釈迦保険労務士 比嘉正人プロフィール
人事評価制度構築コンサルティング業務を中心に
「人事労務管理のポイント」「すぐできる人事評価制度の実践」
「会社を守る就業規則」などのセミナーも数多く行っている。
外間経営労務管理事務所
沖縄県那覇市泊1−1−3

関根由紀江のきっと芽が出る豆知識

33-3 第22回「こんな時どうしよう」名刺交換編
 ビジネスシーンの中で、「どうしたらいいの?」と思うことが多々あります。今月からクイズ形式で、幾つかの場面をご紹介します。
■上司と自分と部下3人で新規得意先を訪問。会う前に自分と連絡を取っていた担当者が入ってきて先ずは名刺交換。一番に自分に近づいてきて名刺を差し出そうとしている。さあ、どうしよう?
①そのまま自分が名刺交換
②下の者から順番にするため、部下から名刺交換をさせる
③上司と入れ替わり、自分は下がる
 正解は3番です。複数での名刺交換の際は上位者から行ないます。
 名刺に書かれている肩書きだけでは、誰が一番上なのか判らないこともあります。名刺交換は、順番も心得ておくことが重要です。

揚華の琉中さんぽ 第19回中国映画事情

33-4  ことしの夏、中国ではVFX超大作ハリウッド映画「パシフィック・リム」が大人気だったそうだ。7月末に公開されて1カ月余で興行収入6億元(約97億円)を突破というからすごい。なんでも、真っ赤なボディーに金色のラインが入った人型ロボットが登場し、操縦するのが中国系の三つ子という。赤と金は中国人のもっとも好きな色。活躍するのが中国系でしかもハリウッド映画とくれば、人気の秘密も分かる。
 国産では昨年末公開のドタバタコメディー映画「ロスト・イン・タイランド」が興行収入歴代2位の12億5000万元(約202億5400万円)以上を記録。中国人の映画好きを内外に印象付けた。興行収入を下支えしているのが、13億人を超える人口と増え続ける映画館の数だ。統計によると毎日9スクリーンが新設されているという。昨年は1年間に4000スクリーン近く増加している。農村部への進出はまだまだなので、映画界発展の伸び代は大きいといえる。
 大ヒットはしないが底堅い人気を保っているのが「歴史もの」だ。私が総合監修を務めた、ドキュメンタリー映画「徐葆光が見た琉球」はこのジャンルに入る。尖閣問題で日中関係が厳しい時期に中国ロケを敢行、すべて予定通りにこなしたこともあってか、中国での関係者試写会は好評だった。映画などを統括する国家広播電影電視総局に上映申請を出そうか。ひょっとするとヒットするかも。
ウ ヤンファさん
中国沖縄交流史研究者 除葆光の道を歩もう会副理事長
RBCiラジオ「揚華の琉中さんぽ」パーソナリティー毎週日曜日8:30〜9:00
中国と沖縄の文化・ビジネスに関する話題や、
冊封副使「除葆光」の漢詩を紹介するなど幅広く情報発信しています。

「揚華の琉中さんぽ」 http://www.rbc.co.jp/extrairadio.php?RADIOryutyu
「揚華のニイハイおきなわ」http://yanghua.ti-da.net/

中国との交流で生まれたOkichinaコラム -オキチャイナ-23

v22-03-01 甘藷〜芋大主が中国からもたらした作物〜
 沖縄に初めて甘藷(蕃薯またはハンス芋)がもたらされたのは一六〇五年。一六〇四年に中国へ渡った北谷間切野国村の野國総官が、1年間の公務を終え琉球へ戻る際、中国福州から鉢植えにして持ち帰った。この情報をいち早く耳にした儀間真常も、野國から苗を譲り受けて栽培普及に成功。痩せ地でも育つこと、五穀(稲、麦、粟、黍、大豆)が育たず飢饉の年でも豊かに稔ったため、重要作物として琉球全島に広まっていった。甘藷は後に薩摩へと伝わり、日本全国へと広まったのは知られる通りである。
 また野國以前にも、首里での公事を終え宮古へ帰路についた長真氏旨屋(砂川親雲上)が、途中暴風にあって中国へ漂着。3年間中国に滞在した後、一五九七年の帰島の際に甘藷を持ち帰り、宮古島での栽培普及に努めた。
 優れた食料である甘藷を琉球へ普及させる礎を築いた野國と、宮古島に甘藷を広めた長真氏旨屋は、共に「芋大主」と呼ばれ、飢饉に苦しんでいた当時の人々を飢えから救った郷土の偉人として讃えられている。

オンリーワン企業10

v22-04-01 株式会社赤マルソウ
オンリーワンの源
■創業63年の島一番の調味料屋
■味噌・醤油をベースに各種調味料の商品開発
■沖縄食材へのこだわり
糸満市西崎町4丁目10番地2号 TEL/098-992-0011

座間味亮 社長
1950年(昭和25年)、具志堅味噌醤油合名会社として首里寒川で設立。現在は糸満市西崎に工場を移し、味噌・醤油をベースにした油みそドレッシングなどの加工食品の開発に取り組む。特に油みそは、地元沖縄でロングセラー商品となったほか「沖縄豚肉みそ」として全国でも高い人気を誇っている。「地元の味を守り、地元の素材を活かす」をモットーに商品開発を続ける株式会社赤マルソウの座間味亮社長にお話を伺った。

ここがオンリーワン
「沖縄の味を守り、沖縄の素材を活かした商品開発」で全国へ発信
■沖縄の素材にこだわる理由
v22-04-02  当初は素材に強いこだわりはなかったのですが、県産シークヮーサーを使って自社生産した「シークヮーサーポン酢」が人気商品へと成長。この商品開発がきっかけとなり沖縄素材の魅力・発信力に改めて気づかされました。当時は沖縄ブームで、県産のシークヮーサーを確保するのが難しい状況もありましたが何とか製造を継続。現在でも当社の主力商品です。
■2010年に「しまとうがらし入りシークヮーサーこしょう」が優良県産品賞を受賞しましたが、その要因は
 県産素材にこだわったことと、果汁を搾った後に残るシークヮーサーの皮(副産物)を活用した商品を生み出したことが評価された要因だと思っています。「シークヮーサーポン酢」で得た教訓を生かして、ひらめきから約半年で商品化。皮の腐敗が早いので加工方法に独自の改善を重ねながら、味、見た目ともに納得の商品となりました。光栄にも、全国放送の番組で取り上げられ驚くほど注文が入りましたよ。
■これからも大切にしたいこと
 お客様の目線で自社製品を見つめることが大切です。例えば県内では「油みそ」ですが、県外向けは「豚肉みそ」にネーミングを刷新するなど、商品イメージを明確に伝える工夫をしています。もう一つは『原点回帰』。創業者の理念に想いを馳せ、より良い商品開発を行うこと。今後は、これまで培った醸造製法をワークショップなどを通してお客様へ紹介し、味噌づくりの楽しさや食の大切さについて一緒に考えていけるような場を提供できるよう模索中です。